大学教員のオンライン授業に関する知識の実態および授業の満足度と意欲に与える影響

DOI Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • The State of Knowledge about Online Teaching of University Teachers and the Impact on Satisfaction and Willingness to Teach
  • ダイガク キョウイン ノ オンライン ジュギョウ ニ カンスル チシキ ノ ジッタイ オヨビ ジュギョウ ノ マンゾクド ト イヨク ニ アタエル エイキョウ

この論文をさがす

抄録

<p>本研究では,大学教員のオンライン授業に関する知識の実態と,その知識がオンライン授業の満足度や今後の意欲に与える影響を調べるためにアンケート調査を行った.対面・オンライン授業でアクティブラーニング(AL)を行うためのチェックリストを作成し, FD への示唆を得ることを目指した.その結果,以下の点が明らかになった.(1)授業担当経験年数30年以上の群の「ICT 活用知識」「学習プロセス知識」「オンラインAL 力」が低かった.FD では,特に同群に対して足場かけ等を用意する.(2)ICT 経験が多く授業ICT 信念が強いほど「オンラインAL 力」が高かった.教員の ICT 利用経験を増やすとともに信念への働きかけも有効である.(3)担当したオンライン授業への満足度に対して「オンラインAL 力」から正,「対面AL 力」から負の影響があった.「対面AL 力」がオンライン授業に直接的に適用されないことに留意する.</p>

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ