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- 姜 京守
- 関西外国語大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Impact of Customer-Based IMC on Post-Purchase Consumer Behavior : The Mediating Role of Brand Trust and Commitment
- コキャク ベース ノ IMC ト コウバイゴ ノ ショウヒシャ コウドウ ノ メカニズム ブランド シンライ ト コミットメント ノ バイカイ コウカ ニ チュウモクシテ
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説明
近年、コロナ禍の影響により、多くの消費者が EC 市場の利便性を認知、あるいは再認識したことで、その市場規模はますます拡大している。本稿では、今までの IMC 研究であまり対象とされてこなかった EC 業界に着目し、EC ブランドの IMC 活動(一貫性、相互作用性)がブランド信頼とコミットメントを媒介して購買後の消費者行動に及ぼす影響のメカニズムを検討した。その結果、1)一貫性は信頼のみに直接影響し、コミットメントや顧客満足には直接影響せず、信頼を媒介して間接効果を持つこと、2)相互作用性は信頼やコミットメント、顧客満足に直接影響し、信頼やコミットメントの間接効果はいずれも有意であること、3)利用者満足度が高いほど他者推奨意向や再利用意向が高いこと、などが傾向として明らかとなった。これらの結果は、EC ブランドが関係的成果や購買後の消費者行動に及ぼす影響要因を検討する際の理論的基盤になると考えられる。
収録刊行物
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- 研究論集
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研究論集 115 253-274, 2022-03
関西外国語大学・関西外国語大学短期大学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390291767647588480
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- NII書誌ID
- AN00046756
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- NDL書誌ID
- 032039383
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- ISSN
- 03881067
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可