再生アスファルト混合物の力学性状の評価方法に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON METHOD FOR EVALUATING MECHANICAL PROPERTIES OF RECLAIMED ASPHALT PAVEMENT

抄録

<p> わが国のアスファルト混合物は1980年代前半にリサイクルが始まり,繰り返し再利用されてきたため,近年では再生骨材に含まれるアスファルトの劣化が進んでおり,このことが再生アスファルト混合物(以下,再生混合物)の品質に影響を及ぼすおそれがあるが,これを評価する方法は確立されていない.本研究では,再生混合物の力学性状を,常温域はSCB試験,高温域は2点繰り返し曲げ試験,低温域はNAT-SCB試験で評価する新たな方法を開発した.また,これら3種類の試験によって,再生骨材の劣化程度,再生用添加剤の添加量,新規アスファルトの種類と量が再生混合物の力学性状に及ぼす影響を明らかにした.さらに,再生用添加剤の浸透性を高めるための新たな添加方法を考案し,実機プラントによる製造と実道における試験舗装で効果を確認した.</p>

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被引用文献 (1)*注記

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