車両部位を識別子とした交通量調査に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • RESEARCH FOR TRAFFIC CENSUS USING SEGMENTATION OF AUTOMOBILE PARTS

抄録

<p> 我が国では,自動車交通の実態を把握するために交通量調査が実施されている.当該調査は,調査員が目視にて車両を確認し,小型車と大型車ごとの通過台数を計数する方法が一般的であるが,調査員の確保が難しく深刻な問題になっている.そのため,国土交通省では,人手による調査を廃止し,動画像を用いて通過台数を自動で計数する技術の導入が検討されている.既存研究に着目すると,機械学習や深層学習を用いて車種を分類して計数する手法が開発されているが,実務で必要とされる車種の分類精度に至っていない.そこで,本研究では,調査員が車種の分類時に着目する車両の外形や部位の形状に基づいて車種を分類することで,車種ごとの通過台数を計数する技術を開発した.そして,実証実験を通じて,提案手法の有用性を確認した.</p>

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参考文献 (11)*注記

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