透析患者における末梢動脈疾患に対する下肢血管超音波検査の有用性

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  • Usefulness of lower limb ultrasonography for peripheral arterial disease in hemodialysis patients
  • トウセキ カンジャ ニ オケル マッショウ ドウミャク シッカン ニ タイスル カシ ケッカン チョウオンパ ケンサ ノ ユウヨウセイ

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抄録

<p>透析患者は末梢動脈疾患(PAD)の発症率が高いが,活動性が低くPADが存在しても症状が出にくいため突然潰瘍や壊死を発症することが少なくない.下肢切断後の生命予後は不良であり,予後改善には早期にPADを診断し治療介入の必要性を判断する必要がある.本研究において下肢血管超音波検査(LUS)はPADの早期診断ツールの一つとして有用であり,病変位置の推定や狭窄率の評価および重症下肢虚血(CLI)進行のリスク評価も可能であると推察された.LUSはPADのリスクを有する透析患者に対して積極的に実施すべき検査であると考えられる.</p>

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