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- 安念 保昌
- 愛知みずほ大学
抄録
<p>ツイッターは,自発的な書き込みによって成り立っているため,ツイートをうまく取り出せれば,質問紙の動機問題を解消できると考え,その試金石として,2020年米大統領選挙と同時期に話題となった女優の婚約話題を取り上げ,ツイートの感情分析を行った。2020年10月2日から,11月11日までの約6週間にわたる,66400件のツイートを対象にUserLocal AIテキストマイニングを使用して,内容分析を行った。その肯定性においては,投稿された時間帯とトランプ/石原の間に5 %水準の有意な交互作用が認められたため,単純傾斜分析を行った。その結果,トランプよりも石原に対して肯定性が有意に高く,かつ,石原へのそれは,夜より昼のほうが高いのに対し,トランプは,昼夜にかかわらず,一定で低いままであることが分かった。これらの事から,政治的な関心を持った者は,時間帯に関わらず安定してツイートするが,女優へのファン層では,時間帯による影響がみられることが示された。</p>
収録刊行物
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- 日本心理学会大会発表論文集
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日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PC-071-PC-071, 2021
公益社団法人 日本心理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390291767772981632
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- ISSN
- 24337609
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可