生活期の短下肢装具ユーザーに関する装具フォローアップの実態調査 ~訪問・通所リハビリテーションサービスの非利用者に関する意識調査を含めて~

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  • A survey on the current status of orthotic follow-up for the users of ankle-foot orthotics in their daily lives and the attitudes of nonusers of home-visit and outpatient rehabilitation services

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抄録

<p>近年、生活期の下肢装具ユーザーに関するフォローアップ体制の不備が指摘されていている。しかし、装具フォローアップの実態や、装具ユーザーの意識については不明な点が多い。そこで、①居宅サービスを受けている要介護者の短下肢装具ユーザーの割合、②装具フォローアップの実態、③リハ系サービスの非利用者の意識を調査した。結果は居宅サービスを受けている要介護者の短下肢装具ユーザーの割合は2.8%であった。在宅生活中の装具ユーザーの装具に関するフォローアップは、介護保険分野の療法士が積極的に関わっていた。在宅生活中の装具ユーザーのうちリハ系サービスの非利用者率は9%存在し、装具の必要性は認識しているが定期的なメンテナンスは不要と考えていた。生活期の短下肢装具ユーザーに対する訪問リハ・通所リハといったリハ系サービスの利用は、装具の適切なフォローアップに寄与すると考えられた。</p>

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