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- 諏訪 僚太
- 京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所
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- 中村 崇
- 九州大学付属天草臨海実験所
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- 井口 亮
- 琉球大学熱帯生物園研究センター瀬底研究施設
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- 中村 雅子
- 琉球大学熱帯生物園研究センター瀬底研究施設
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- 守田 昌哉
- 琉球大学熱帯生物園研究センター瀬底研究施設
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- 加藤 亜記
- 琉球大学大学院理工学研究科
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- 藤田 和彦
- 琉球大学大学院理工学研究科
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- 井上 麻タ理
- 東京大学海洋研究所
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- 酒井 一彦
- 琉球大学熱帯生物園研究センター瀬底研究施設
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- 鈴木 淳
- 産業技術総合研究所
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- 小池 勲夫
- 琉球大学
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- 白山 義久
- 京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所
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- 野尻 幸宏
- 国立環境研究所地球環境研究センター
書誌事項
- タイトル別名
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- A review of the influence of ocean acidification on marine organisms in coral reefs
- カイヨウ サンセイカ ガ サンゴショウイキ ノ セッカイカ セイブツ ニ オヨボス エイキョウ
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説明
<p>産業革命以降の二酸化炭素(CO2)排出量の増加は,地球規模での様々な気候変動を引き起こし,夏季の異常高海水温は,サンゴ白化現象を引き起こすことでサンゴ礁生態系に悪影響を及ぼしたことが知られている。加えて,増加した大気中CO2が海水に溶け込み,酸として働くことで生じる海洋酸性化もまた,サンゴ礁生態系にとって大きな脅威であることが認識されつつある。本総説では,海洋酸性化が起こる仕組みと共に,海洋酸性化がサンゴ礁域の石灰化生物に与える影響についてのこれまでの知見を概説する。特に,サンゴ礁の主要な石灰化生物である造礁サンゴや紅藻サンゴモ,有孔虫に関しては,その石灰化機構を解説すると共に,海洋酸性化が及ぼす影響について調べた様々な研究例を取り上げる。また,これまでの研究から見えてきた海洋酸性化の生物への影響評価実験を行う上で注意すべき事項,そして今後必要となる研究の方向性についても述べたい。</p>
収録刊行物
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- 海の研究
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海の研究 19 (1), 21-40, 2010-01-05
日本海洋学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390291767808286464
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- NII論文ID
- 110007521649
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- NII書誌ID
- AN10382760
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- ISSN
- 21863105
- 09168362
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- NDL書誌ID
- 10561598
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可