Continuous Hemodiafiltration(CHDF)におけるPolysulfone(PS)膜とCellulose Triacetate(CTA)膜のTrans Membrane Pressure(TMP)変化の比較検討

  • 小林 美知彦
    千葉大学医学部附属病院ME機器管理センター
  • 大島 拓
    千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学
  • 山根 慎滋
    千葉大学医学部附属病院ME機器管理センター
  • 石井 祐行
    千葉大学医学部附属病院ME機器管理センター
  • 古川 豊
    千葉大学医学部附属病院ME機器管理センター
  • 並木 陸
    千葉大学医学部附属病院ME機器管理センター
  • 渡邉 栄三
    千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学
  • 安部 隆三
    千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学
  • 服部 憲幸
    千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学
  • 松村 洋輔
    千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学
  • 織田 成人
    千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学

書誌事項

タイトル別名
  • Comparative examination of Polysulfone (PS) membrane hemofilter and cellulose triacetate membrane hemofilter in Continuous Hemodiafiltration (CHDF)
  • Continuous Hemodiafiltration (CHDF)ニ オケル Polysulfone (PS)マク ト Cellulose Triacetate (CTA)マク ノ Trans Membrane Pressure (TMP)ヘンカ ノ ヒカク ケントウ

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説明

<p>【目的】今回CHDFを施行する際のヘモフィルタとして,polysulfone(PS)膜ヘモフィルタとcellulose triacetate(CTA)膜ヘモフィルタとの比較を行ったので,報告する。【方法】2011年8月から2012年7月までの1年間にPS膜,CTA膜を用いてrenal indicationでCHDFを施行した症例について後ろ向き観察研究を行い,各膜のライフタイムについてTMPの上昇率を指標として検討した。【結果】対象となったPS膜の延べ使用本数は107本,CTA膜は113本であった。膜交換時の平均TMP上昇率は0.52±0.54,0.83±0.71(p=0.002)であった。【考察】PS膜はCTA膜と遜色ないライフタイムを示し,TMPの上昇率についてはPS膜の方が有意に低値であった。【まとめ】今回の検討では,CTA膜と比較してPS膜の方がライフタイムの指標として用いたTMPの上昇率において優位であった。</p>

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