コロナ禍での授業及び行事等の改善
-
- Sagara Seiji
- 福岡女学院大学
Bibliographic Information
- Other Title
-
- 公立中学校における ICTを活用した取組例
Abstract
新型コロナウイルス感染症拡大により,2020年3月から,全国の学校が一斉休校となった。ICTの整備が不十分な公立学校の多くは,子どもの学びを止めないための手立てを講じようにも講じることができない状況が続いた。また,学校再開後も,感染症拡大防止のさまざまな対策を講じなくてはならないことから,行事等の実施に支障が生じた。コロナ禍の中,福岡市立青葉中学校は,いち早くICT環境を整備し活用して,授業及び行事等の改善を図ってきた。まず,授業では,校内適応指導教室に通う不登校傾向の生徒へオンライン授業を実施した。また,行事では,ICTを活用して「高等学校遠隔説明会」「生徒会立会演説会・生徒会役員任命式・生徒総会」「ダンスコンテスト・ミュージカルコンサート(合唱)」等を改善した。さらには,PTA活動においても,ICTを活用して講演会を開催した。本稿では,コロナ禍の中で,公立中学校である福岡市立青葉中学校が,試行錯誤しながらも,ICTを活用して授業及び行事等の改善を図った取組例を報告する。
Journal
-
- Journal of School Improvement and Leadership
-
Journal of School Improvement and Leadership 4 (0), 112-121, 2022-03-31
The Japan School Improvement Research Association
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390291767915418624
-
- ISSN
- 24365009
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
-
- Abstract License Flag
- Allowed