産官学連携クラスターの日仏比較研究シリーズ : 事例J3:佐賀県唐津市・玄海町コスメティック・クラスター2018年度調査

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書誌事項

タイトル別名
  • Japan-France comparative research series of industry-government-academia collaboration cluster : case J3 cosmetic cluster in Karatsu City and Genkai Town, Saga Prefecture in Japan 2018 survey
  • サンカンガク レンケイ クラスター ノ ニチフツ ヒカク ケンキュウ シリーズ : ジレイ J 3 サガケン カラツシ ゲンカイチョウ コスメティック クラスター 2018ネンド チョウサ
  • サン カンガク レンケイ クラスター ノ ニチフツ ヒカク ケンキュウ シリーズ(ジレイ J 3)サガケン カラツシ ・ ゲンカイマチ コスメティック ・ クラスター 2018ネンド チョウサ
  • 産官学連携クラスターの日仏比較研究シリーズ : 事例J3佐賀県唐津市玄海町コスメティッククラスター2018年度調査

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説明

本稿は産官学連携クラスターの日仏比較研究の第一次資料として記録した佐賀県唐津市,玄海町におけるコスメティック・クラスター(同シリーズJ 3)に関する研究ノートであり,主に2018年度2回にわたって行った調査の結果を記述する。以前より同地域には,アジア市場への地理的利点や3社よりなる小規模クラスターの存在,化粧品の原料となる第一次産業が活発であること,薬用植物栽培研究所や大学等の研究機関の存在というクラスターの形成に必要な資源を有していたが,2011年にフランスの「コスメティックバレー」がアジアの戦略拠点となるパートナーとして同地域を選択したことがクラスター形成のきっかけとなった。品質管理,分析業務を行うブルーム社を中心に企業間で分業を行うことで同地域に企業が集積する仕組みを作り,民間主導のボトムアップ型のクラスターを形成している。国際的コスメティッククラスター形成に際して,推進母体として設立された関連企業や大学等の研究機関,行政,生産者等から構成されるジャパン・コスメティックセンター(JCC)はクラスターの維持,形成に大きな役割を果たしている。

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