看護師等学校養成所における専門職連携教育の実装状況と課題

DOI Web Site オープンアクセス
  • 伊藤 裕佳
    富山県立大学看護学部
  • 山本 武志
    札幌医科大学保健医療学部看護学科
  • 井出 成美
    千葉大学大学院看護学研究院附属専門職連携教育研究センター
  • 酒井 郁子
    千葉大学大学院看護学研究院附属専門職連携教育研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Implementing interprofessional education (IPE) in nursing schools: Survey on status and issues prior to rule revision
  • カンゴシ トウ ガッコウ ヨウセイジョ ニ オケル センモンショク レンケイ キョウイク ノ ジッソウ ジョウキョウ ト カダイ

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説明

【目的】本研究の目的は,指定規則改正前の看護師等学校養成所におけるIPEの実装状況を調査し,その課題を明確にすることである。 【方法】全国に配置する看護師等学校養成所1284課程を対象に,IPEの実装の定義について明記し,IPEの実装状況およびその内容についてアンケート調査を行った。調査項目に関する記述統計を算出し,自由記載は内容の類似性に沿ってカテゴリ化した。 【結果】看護師等学校養成所の13.5% がIPEを実装しており,そのうち大学は58.7%,養成所では5.7%であった。看護師等学校養成所におけるIPE実装には,組織運営,カリキュラムマネジメント,科目履修,FDにおいて課題があった。 【結論】指定規則改正前の看護師等学校養成所では,13.5%がIPEを実装していた。今後の指定規則改正に向けて,IPEのガイドラインや各種研修の活用が重要となる。

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