閉塞性血栓性血管炎様の病態に本態性血小板血症が複合的に関与したと思われる足趾潰瘍の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Toe Ulcer in Which Essential Thrombocythemia May Be Involved in the Pathology of Thromboangiitis Obliterans
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抄録
<p> 症例は66歳男性,主訴は右第5趾潰瘍であった.血小板数220×104/μLと本態性血小板血症の併存疾患があり,下肢血管造影検査にて,corkscrew signや末梢血管の先細りといった閉塞性血栓性血管炎様の所見を認めた.したがって,閉塞性血栓性血管炎様の病態に本態性血小板血症由来の微小血栓性が複合的に関与して虚血性潰瘍を呈した可能性が考えられた.</p>
収録刊行物
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- 心臓
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心臓 53 (4), 364-367, 2021-04-15
公益財団法人 日本心臓財団
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390291932640558592
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- ISSN
- 21863016
- 05864488
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可