自律移動ロボット分散制御のための代表ノードを用いた無線通信負荷削減手法

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タイトル別名
  • Data Sharing Method using Sink Node for Industrial Carrier Robot Networks

抄録

<p>荷物搬送用ロボット(Industrial Carrier Robot, ICR)の制御は集中制御であるが,サーバ設置等のコストが増大してしまう.一方で,ICR を分散制御すると,ICR 間で情報共有する必要があり,通信量が増大し拡張性に影響を及ぼすため,通信量削減手法について検討する.全 ICR が情報を共有するための通信手段として,1 対 1 で通信する場合とブロードキャストを用いた 1 対多通信が想定できる.しかし,1 対 1 通信では通信回数が ICR の数に伴い増大する.一方で,1 対多通信ではデータ到達の信頼性が低い.そこで本研究では,代表ICRを中心として情報共有を行う無線通信負荷削減手法を提案する.提案手法により,データフレーム送信回数が低減できており,通信路への負荷が軽減できた.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390291932641931648
  • DOI
    10.11527/jceeek.2021.0_255
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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