雷鳴頭痛よりPRESを合併したRCVSと診断し,タクロリムスを継続できた同種骨髄移植例
書誌事項
- タイトル別名
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- A case of RCVS with PRES diagnosed by thunderclap headache, result in successful allogeneic bone marrow transplantation with continuing tacrolimus
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説明
<p> 48歳女性.重症再生不良性貧血への同種骨髄移植のためタクロリムス(Tac)の投与が開始され,その夜に突然の激しい頭痛を訴えた.MRIでPRESの所見が認められたが,雷鳴頭痛からRCVSを疑った.Tacを継続し移植を施行し,PRESは一過性の増悪後に改善した.しかし,数日後より血管攣縮が一過性に出現しRCVSと診断した.TacはPRESを誘発するが,RCVSとの報告は少ない.本例では雷鳴頭痛からRCVSとして治療しTacを継続でき,画像よりも症状が重要であったため報告した.</p>
収録刊行物
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- 日本頭痛学会誌
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日本頭痛学会誌 48 (3), 628-633, 2022
一般社団法人 日本頭痛学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390291932664445568
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- ISSN
- 24361577
- 13456547
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可