書誌事項
- タイトル別名
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- Comparing the performance of different transformations in fixed-effects meta-analysis of reliability coefficient
- ―信頼性係数の固定効果メタ分析モデルにおいて―
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抄録
<p>信頼性係数のメタ分析である信頼性一般化研究(Reliability generalization study)は、多くの研究で報告された同じテストの信頼性係数をまとめるのに有用な方法である。信頼性一般化研究により、信頼性係数の平均値とばらつきの度合い等を割り出し、またばらつきが顕著な場合には、そのばらつきを説明する研究の特徴等を吟味することが可能になるため、この手法は近年頻繁に利用されるようになってきた。メタ分析においてはそのモデルに適した標準効果量を定めることが必要とされるが、信頼性一般化研究においてはその手法が比較的新しいものであるため、今日のところ、どういった変換が信頼性係数をメタ分析するのに最も適しているかについての研究はほとんどない。そこで、本研究では、メタ分析の基本的モデルのひとつである固定効果メタ分析モデルにおいて、無変換を含めた各種の変換の性能を、母数値の回復の程度と正規性の仮定の妥当性の程度を観点として、モンテカルロ法により比較した。結果は、いずれの条件においても、理論的な標本分布に基づく対数変換が最もよい成績を示し、また、無変換の信頼性係数は、常に最も悪い成績を示した。この結果は、信頼性係数を固定効果のメタ分析にかける際に、有用な知見をあたえるものである。</p>
収録刊行物
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- 日本テスト学会誌
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日本テスト学会誌 6 (1), 1-15, 2010
日本テスト学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390291932685201152
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- NII論文ID
- 40017226786
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- NII書誌ID
- AA12190918
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- ISSN
- 24337447
- 18809618
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- NDL書誌ID
- 10772776
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可