中赤外プラズモニクスの発展とセンサー応用

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Mid-infrared Plasmonics and Thier Sensor Applicatons

抄録

<p>近年,物質に振動分光により,定性・定量分析ができる中赤外プラズモニクスの研究が世界的に盛んに行われている.著者らは,中赤外で画期的なセンサーを構築するための要素技術として,プラズモン共鳴を示す新たな合金材料を誘電率解析に基づいて開発,透過型プラズモン材料での表面増強赤外吸収(SEIRA)の実証,中赤外光源・検出器となりうる金属─誘電体 – 金属ナノ構造(MIM)型メタ表面構造体の開発を成し遂げてきた.この総合論文では,これらのプラズモン共鳴材料の世界的な流れと著者らの研究成果についてまとめる.</p>

収録刊行物

  • 分析化学

    分析化学 71 (1.2), 41-51, 2022-01-05

    公益社団法人 日本分析化学会

参考文献 (81)*注記

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