小児に発生した悪性血管周囲類上皮細胞腫瘍の胸椎転移に対し脊椎全摘出術を施行した1例

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  • Total en bloc spondylectomy for thoracic spinal metastasis in a pediatric malignant PEComa patient: A case report

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抄録

<p>12歳男児の胸椎に発生したまれな肝臓原発転移性血管周囲類上皮細胞腫の1例を経験した.第2胸椎の単発転移で術前化学療法が有効であったため脊椎全摘出術を選択した.腫瘍は椎体外へ進展しており,さらに第1胸髄神経根を温存するため,後方固定後に前方アプローチで罹患椎体を摘出した.術後の上肢の神経脱落症状はなく,術後2年の現在,同部位での再発なく,外科的寛解を維持している.</p>

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