青年の選択的道徳不活性化の研究

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  • セイネン ノ センタクテキ ドウトク フカッセイカ ノ ケンキュウ

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抄録

本研究では,選択的道徳不活性化尺度を翻訳し,定時制高校で質問紙調査を行うことで,その信頼性と妥当性を検討することを目的とした。調査は,定時制高校の1~4年生12クラス260名の生徒を対象とした。選択的道徳不活性化尺度は探索的因子分析の結果,1因子25項目から構成された。また,選択的道徳不活性化尺度の25項目について十分な内的一貫性(α =.88)が認められた。さらに,同時に測定したいじめの態度尺度と学校での4つの攻撃経験との間に関連が示されたことから,本研究で一定の信頼性と妥当性が認められたと考えられる。

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