不登校児童生徒を対象とした宿泊体験活動の心理教育的援助サービスと教育的意義に関する研究

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タイトル別名
  • A Study on Psycho-educational Support Services and Educational Significance of Group Activities Involving Accommodation for School Refusal (Non-Attendance at School) Children and Students.

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兵庫県立但馬やまびこの郷は公的教育相談機関であり、不登校児童生徒の宿泊体験活動のプログラム(4 泊5 日)を有するユニークな施設である。この先駆けとなる不登校児童生徒の宿泊体験活動を合宿として取り組んできたのが開善塾教育相談研究所である。本論文では、開善塾教育相談研究所がこれまでに取り組んできた合宿に注目し、家庭から合宿参加までどのように不登校生徒をつなぎ、どのような効果を機能させているのかについて検討した。研究方法はエスノグラフィーにより、参与観察者は第2 筆者及び第1 筆者である。分析の結果、参加者の多くは、リアルな生活における様々な体験活動をとおして自信を高め、自尊感情をはぐくむ効果が見られた。

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