都市間高速道路における交通状態別事故リスクの経年変化に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • TIME SERIES VARIATIONS OF TRAFFIC ACCIDENT RISKS ON INTERCITY EXPRESSWAYS CONSIDERING TRAFFIC STATES

抄録

<p>近年,高速道路の交通容量が経年的に減少傾向にあることが報告されている.その原因については種々考えられるが,先行研究より,ドライバーが先行車との車間距離を大きく開け,速度を抑制した運転へとシフトしていることが明らかにされている.このような運転挙動の変化は事故リスクにも影響を与えることが考えられる.本研究では都市間高速道路の 9 区間を対象に事故リスクの経年変化を区間全体の交通状態別に確認し,交通容量と事故リスクの経年変動傾向の関係について分析した.その結果,複数の区間において,事故リスクは臨界状態や渋滞状態において増加傾向にあること,また交通容量と事故リスクの相関分析では複数の区間で負の相関が確認され,交通容量の減少に伴い事故リスクが増加する可能性が示唆された.</p>

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