書誌事項
- タイトル別名
-
- TRAFFIC SIMULATION ANALYSIS CONSIDERING WINTER ACCIDENT RISK
抄録
<p>近年では交通事故削減に向けた交通事故リスクの分析が進んでおり,一般道路の交通をより安全性の高い経路である高速道路へ転換することで交通事故が減少し,社会的便益が上昇することが考えられる.また,悪天候時には交通事故リスクが増大し,高速道路と一般道路の安全性の差はさらに大きくなる.本研究では降雪時の交通状況に着目し,新潟都市圏を対象として天候による交通量の変化を明らかにした.さらに,シミュレーション上で降雪時交通を現況再現し,高速道路への経路誘導施策を適用することでその効果について評価した.その結果,降雪時には晴天時・降雨時と比較して交通量が大きく減少することが確認された.また,経路誘導施策においては,高速道路料金を無料としたケースで交通事故発生件数が5%程度削減される可能性が示唆された.</p>
収録刊行物
-
- 土木学会論文集D3(土木計画学)
-
土木学会論文集D3(土木計画学) 77 (5), I_1067-I_1076, 2022
公益社団法人 土木学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390292096430555264
-
- ISSN
- 21856540
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可