暗号技術に基づく不在者投票を考慮した電子選挙システムの設計

DOI HANDLE Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Design of E-voting System with an Absentee voter Based on Cryptographic Technique
  • Disign of E-voting System with an Absentee voter Based on Cryptographic Techniques

この論文をさがす

抄録

提案されている多くの電子投票システムでは不在者投票に対して考慮されていない.実際の選挙において電子投票を利用するためには,不在者も利用できるようにするべきである.日本の現行の選挙法では不在者が投票を実施した後,開票日の前に死亡したり,投票権を喪失した場合には,その投票は無効票として処理される.したがってこのような状況に対応できる電子投票システムが必要である.本論文では不在者も利用できる安全な無記名の電子投票システムを提案する.提案する電子投票システムでは、二重公開鍵暗号を用いた投票プロトコルを利用することで秘密性を守りながら,投票後の投票値の無効化手法を導入する.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ