幼児を対象とした造形表現の研究 ― 廃材を用いた親子の遊びにつながる製作と造形遊びの実践より ―

この論文をさがす

抄録

本研究の目的は,子育て支援活動を通して,製作と造形遊びに着目し,身近なもの,廃材を用いた家庭での親子の遊びにつながる造形表現とはどのようなものであるか,明らかにすることである。 これまでの学生たちの気づきや問いから,終わりの見えないコロナウイルス感染拡大のため,外出を控え,家庭で過ごさざるを得ない子どもや子育て家庭に対して,本学の学生とともに,領域「表現」の視点から,新たな取り組みができるのではないかと考え,実践研究を行うことにした。「親子で遊ぼうin IPU〜夏祭り編〜」は,本学第1キャンパスにて令和3年7月22日,幼児と保護者を対象に造形表現の活動を中心に実施した。本稿は,筆者らが実施した子育て支援活動を通して,製作と造形遊びに着目し,廃材を用いた親子の遊びにつながる幼児の造形表現について報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ