学校教育におけるSDGsの授業実践と課題:中学校技術・家庭科(家庭分野)消費生活と環境領域からの考察

書誌事項

タイトル別名
  • Integration of SDGs in the Curriculum: Introducing SDGs in Junior High School Home Economics and Technology Classes to Encourage an Awareness of the Relationship between Patterns of Personal Consumption and Environmental Degradation
  • ガッコウ キョウイク ニ オケル SDGs ノ ジュギョウ ジッセン ト カダイ チュウガッコウ ギジュツ・カテイカ (カテイブンヤ) ショウヒ セイカツ ト カンキョウ リョウイキ カラ ノ コウサツ

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説明

今世紀に入り,気候変動が猛烈なスピードで深刻化して人々の暮らしを直撃し,貧富の格差が広がり,紛争の数が増え,難民・避難民の数が第2次世界大戦以降,最高の水準になっている.全ての国連加盟国が約束した,経済・社会・環境の側面を包括的に推し進めながら,2030年までにあらゆる形態の貧困に終止符を打つという世界レベルの社会契約ともいえるSDGsについて,一人一人が自分ごととして捉えることが必要不可欠である.そこで,中学校技術・家庭科(家庭分野)の消費生活と環境領域において,SDGsについて考えることができる授業の実践方法と今後の課題について検討する.世界を変えるための17の目標であるSDGsについて,自分の行動が社会に影響することや世界中の取り組みであることを理解させ,生徒一人一人が自分の意見や考えをもち,主体的に学習することができる授業の展開について考察する.

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