McDonald 頸管縫縮術後に尿管開口部付近に生じた膀胱腟瘻の修復

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タイトル別名
  • Repair of vesico-vaginal fistula near ureteral opening after McDonald’s cervical cerclage
  • ~Technique and thoughts for successful repair and avoidance of ureterovesicostomy~
  • 〜修復を成功させ尿管膀胱移植を回避するための手技と思考〜

抄録

<p>近年の子宮頸がん発症年齢の若年化と晩婚化に伴い、円錐切除により子宮腟部が大きく消失した妊婦に子宮頸管縫縮術を実施する機会は増えている。このような症例では、膀胱腟瘻の発症リスクは高い。著者らは、子宮腟部円錐切除により子宮腟部がほぼ消失した妊婦のMcDonald 頸管縫縮術後に、両側尿管開口部の間に生じた膀胱腟瘻の修復を経験した。修復手術に際し懸念されたのは、尿管開口部の損傷と、そのために尿管膀胱移植が必要となることであった。本論文では、“尿管膀胱移植回避に向けた著者らの思考模索”と“手術手技の詳細”を紹介する。 ここに示す手技と考え方が参考になれば幸いである。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390292350991806336
  • DOI
    10.32310/jfpfm.18.1_11
  • ISSN
    24348996
    21875669
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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