関節リウマチ患者の口腔衛生管理に影響を及ぼす要因の検討

DOI
  • 星合 愛子
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科小児歯科学・障害者歯科学分野
  • 楠本 康香
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科小児歯科学・障害者歯科学分野
  • 星合 泰治
    東京医科歯科大学病院障害者歯科外来
  • 木村 直樹
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科膠原病・リウマチ内科学分野
  • 伊藤 由希子
    津田塾大学総合政策学部総合政策学科
  • 吉田 直美
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔健康教育学分野
  • 篠塚 修
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科小児歯科学・障害者歯科学分野
  • 岩本 勉
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科小児歯科学・障害者歯科学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Factors Influencing Oral Hygiene Management in Patients with Rheumatoid Arthritis

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抄録

<p>歯周病とう蝕は,関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis;RA)患者に多くみられる.しかしながら,RAとう蝕との関連は不明である.本研究では,RA患者の口腔衛生管理に影響を及ぼす要因を検討した.被験者はRA患者31名と健常者30名である.RA患者の全身状態,口腔内状態および口腔保健行動を評価し,RAの全身状態が口腔衛生管理に及ぼす影響を,多変数線形回帰分析を用いて評価した.治療期間およびRAの全身状態を表す指標から,総う蝕経験量とプラーク付着状態を予測できた.RAの全身状態を表す指標によって,RA患者の口腔状態を予測できる可能性が示された.</p>

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