料理レシピ特徴に基づく料理−器関係の獲得
書誌事項
- タイトル別名
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- Acquisition of Dish-Cuisine Relations Based on the Characteristics of Food Recipes
抄録
<p>本研究の目的は,器選択支援システムの実現である.調理工程における料理の盛り付けは,任意の料理に対して機能的側面と美的側面を考慮した器選択が必要である.この器選択の指標は食事環境やコンテキストに依存するため,料理や盛り付けに関する知識の少ない調理者にとっては困難な課題である.そこで,料理と器の性質と関係を構造化したデータセットを用いることで,料理知識の少ない調理者に向けた器選択支援を目指す.これまでに我々は,器の物理的特徴と料理の性質との関係性を考慮した器の属性定義及び器データセットの構築を行った.しかし,器推薦には各器に盛り付け可能な料理情報が必要である.この問題に対し,料理レシピに含まれる「材料」や「調理動作」などから,任意の器に盛り付け可能な料理情報を獲得可能であるという考えに基づき,盛り付け可能な器の属性推定を試みる.提案手法では,ユーザ投稿型料理レシピサイトの投稿から,材料及び調理動作の情報を抽出しこれらを規定とするレシピ特徴ベクトルを生成する.得られたレシピ特徴ベクトルを3層ニューラルネットワークの入力に用いて,料理−器関係を獲得する.</p>
収録刊行物
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- 人工知能学会全国大会論文集
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人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 4J1OS25a02-4J1OS25a02, 2022
一般社団法人 人工知能学会