ウンドブロッティングサンプルのリキッドレス・バイオフォルム染色法の評価
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- 峰松 健夫
- 東京大学大学院医学系研究科社会連携講座スキンケアサイエンス 東京大学大学院医学系研究科附属グローバルナーシングリサーチセンター
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- 冨田 早苗
- 東京大学大学院医学系研究科健康科学看護学専攻老年看護学/創傷看護学分野
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- 戸部 浩美
- 東京大学大学院医学系研究科附属グローバルナーシングリサーチセンター
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- Sofoklis Koudounas
- 東京大学大学院医学系研究科社会連携講座スキンケアサイエンス 東京大学大学院医学系研究科附属グローバルナーシングリサーチセンター
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- 仲上 豪二朗
- 東京大学大学院医学系研究科附属グローバルナーシングリサーチセンター 東京大学大学院医学系研究科健康科学看護学専攻老年看護学/創傷看護学分野
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- 真田 弘美
- 東京大学大学院医学系研究科附属グローバルナーシングリサーチセンター 東京大学大学院医学系研究科健康科学看護学専攻老年看護学/創傷看護学分野
書誌事項
- タイトル別名
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- Evaluation of liquid-less biofilm staining on wound blotting samples
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抄録
バイオフィルム感染は難治性潰瘍の主要な原因であるため,バイオフィルム検出はその予防と管理に欠かせない.私たちは簡便,迅速,安全なバイオフィルム染色法としてリキッドレス染色法を開発した.本研究は,リキッドレス法を従来法と比較し,評価するために行った.異なる濃度の人工バイオフィルムを滴下したドットブロットサンプルを準備し,リキッドレス法および従来法で染色した.リキッドレス法では,従来法にくらべて低い濃度でバイオフィルムが主観的に観察された.定量的評価では,シグナルと濃度の相関やシグナル・ノイズ比には差は認められなかったものの,リキッドレス法はシグナルの安定性で従来法より優れていた.今後,リキッドレス法は在宅医療におけるポイントオブケア・バイオフィルム検査への応用が期待される.<br><br>【キーメッセージ】<br>1.今回の研究は看護・介護のどのような問題をテーマにしているのか?<br> 研究を行うきっかけとなったことはどのようなことか?<br>→ 創傷治癒を阻害する目に見えないバイオフィルムの可視化を,さらに安全かつ迅速に実施するシステムの開発が望まれていた.<br><br>2.この研究成果が看護・介護にどのように貢献できるのか?あるいは,将来的に貢献できることは何か?<br>→ 創面バイオフィルム可視化技術の普及に繋がり,難治性創傷の治癒阻害要因の同定や,創傷ケアの評価に応用されうる.<br><br>3.今後どのような技術が必要になるのか?<br>→ バイオフィルムが可視化されることで初めて,バイオフィルム形成の予防法や効果的除去法など新たな技術の開発に着手することができる.
収録刊行物
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- 看護理工学会誌
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看護理工学会誌 9 (0), 222-228, 2022
看護理工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390292936928238464
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- ISSN
- 24326283
- 21884323
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可