ゲノム情報を用いた健康予測サービス ——課題と政策的含意——

DOI オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Health Prediction Services Using Genomic Information: Challenges and Policy Implications

抄録

<p>ゲノム情報の利用が容易となり、ウエアラブル端末、AIなど新技術の発達の中で、大量の情報を用い、健康な人々の将来の健康を予測する試みが行われている。本稿では、そうした試みが実装される場合、すなわち健康予測サービスとなる場合を想定し、そのサービスが成立する重要な要素を検討する。特に、ゲノム情報の利用に関わり、対策型検診、医療機関における個別サービス、消費者サービスという3つの場面における現状と今後の政策上の課題を考察する。それぞれの場面において異なる文脈があり、社会的に受け入れられるサービス実施に向けては、そうした違いを区別した政策形成が求められる。ただし、各場面を通じて、実施機関の体制と検査手順の整備を行うことなど、ゲノム検査の適切な実施に向けた政策上の課題が見込まれる。</p>

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390292936928601600
  • DOI
    10.18918/jshms.32.1_3
  • ISSN
    21898642
    13430203
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ