How to Accept the Differences between Hypothetical Conditionals and Generic Conditionals : A Study of Acceptability Judgement Tasks in Both L1 and L2

Bibliographic Information

Other Title
  • 仮説条件文と一般条件文の表現差をどのように受容しているか : L1 とL2 における容認性判断課題から

Search this article

Description

本研究では、仮説条件と一般条件を対象に、条件節と時間節で表された文をどのように受容するのか明らかにすべく、日本語・韓国語・中国語・英語・ドイツ語のL1 話者とそれらの言語をL1 に持つ日本語学習者に対し、容認性判断課題を行った。その結果、L1 における各言語の表現差が確認されたにもかかわらず、L2 日本語ではすべての言語の学習者において、仮説条件でも一般条件でも容認性判断に有意な差がみられなかった。つまり、L2 日本語の条件文について、仮説条件、一般条件、時間節の三つを正しく受容しており、通言語的影響がないことが分かった。また、L1 中国語では、一般条件における条件節と時間節の容認性判断に有意な差がないことも明らかになり、それがL2 習得にどのような影響を与え得るのか、今後さらなる研究が望まれる。

Journal

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390293015559052032
  • NII Book ID
    AA12872099
  • DOI
    10.15057/74246
  • HANDLE
    10086/74246
  • Text Lang
    ja
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Data Source
    • JaLC
    • IRDB
  • Abstract License Flag
    Allowed

Report a problem

Back to top