書誌事項
- タイトル別名
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- Team Teaching for Quality Assurance in Distance Learning
- エンカク ジュギョウ ニ オケル シツ ホショウ ノ タメ ノ チームティーチング
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説明
<p>日本文理大学工学部の初年次において,リメディアル科目として基礎学力講座(数学・国語)をクォータ制で開講している。2019年度までは共通シラバス・共通教材での複数クラスを対面授業で実施してきたが,クラス間の教育効果に差があるという課題があり,2020年度からはチームティーチングによる遠隔授業(合同クラス)への転換を図った。本研究では,チームティーチングが導入されている基礎学力講座(数学・国語)において,対面方式の授業を遠隔方式に変更した場合に,同程度の効果が得られるかを検証した。その結果,対面授業を行った2019年度と,チームティーチングを導入して遠隔授業を行った2020年度とで単位認定率と期末試験点数に有意な差は見られず,遜色ない効果が得られたことが明らかになった。一方で,2020年度の遠隔授業では,2019年度までの対面授業と比較して,欠席過多による不合格者が多いことが明らかになった。授業時のアンケートを基に,遠隔授業に馴染めない学生の原因・特性とそのサポート方法に関する考察を行った。</p>
収録刊行物
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- リメディアル教育研究
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リメディアル教育研究 16 (0), 93-102, 2022
日本リメディアル教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390293180201994368
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- NII論文ID
- 130008166390
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- NII書誌ID
- AA12222209
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- ISSN
- 24238252
- 18810470
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- NDL書誌ID
- 032332768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可