『進化思考』批判

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書誌事項

タイトル別名
  • Critique of <i>Evolution Thinking</i>
  • Review and Revisions from Cultural Evolutionary and Biological Perspectives
  • 文化進化学と生物学の観点からの書評と改訂案

抄録

<p>太刀川は近著『進化思考』においてダーウィン的な現代の進化生物学のアプローチとは一線を画す進化観を提示している。本稿では、標準的な、変異主義による進化プロセスの捉え方と、太刀川の変態主義による捉え方の違いを、生物におけるランダムな突然変異と文化における時に非ランダムな突然変異という重要な区別および集団的な思考の欠如をとおして指摘する。また、本書の250以上の問題のある記述をリスト化し、今後の改定にむけた改善案も提示した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390293246504294016
  • DOI
    10.11247/jssd.69.0_174
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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