リバース型人工肩関節感染にセメントスペーサーを長期留置した1例

  • 角田 智亮
    昭和大学藤が丘病院整形外科
  • 田鹿 佑太朗
    昭和大学藤が丘病院整形外科 昭和大学スポーツ運動科学研究所
  • 磯崎 雄一
    昭和大学藤が丘病院整形外科 昭和大学スポーツ運動科学研究所
  • 古屋 貫治
    昭和大学藤が丘病院整形外科 昭和大学スポーツ運動科学研究所
  • 松久 孝行
    独立行政法人地域医療機能推進機構相模野病院
  • 月橋 一創
    昭和大学藤が丘病院整形外科 昭和大学スポーツ運動科学研究所
  • 岡田 浩希
    昭和大学藤が丘病院整形外科
  • 田村 将希
    昭和大学スポーツ運動科学研究所 昭和大学藤が丘リハビリテーション病院リハビリテーションセンター
  • 尾崎 尚代
    昭和大学スポーツ運動科学研究所 昭和大学藤が丘リハビリテーション病院リハビリテーションセンター 昭和大学保健医療学部
  • 西中 直也
    昭和大学藤が丘病院整形外科 昭和大学スポーツ運動科学研究所 昭和大学大学院保健医療学研究科

この論文をさがす

説明

症例は79歳女性.前医で右上腕骨近位端骨折に対してリバース型人工肩関節置換術を施行された.術後12週頃に術後感染を発症し当院受診.上腕骨ステムを抜去し,デブリードマン後,抗生剤入りセメントスペーサーを挿入し,二期的再置換術の方針とした.関節窩コンポーネントは温存した.感染が沈静化し,再置換術を考慮するも,本人の希望により再置換術は行わず5年間経過した.現在のところ機能的にも良好で再感染や破損などはみられていない.

収録刊行物

  • 肩関節

    肩関節 46 (1), 258-261, 2022

    日本肩関節学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ