複素チャネル係数に基づく無線秘密鍵共有における複数地点盗聴による秘密鍵容量の低下

DOI 機関リポジトリ Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Drop of the secret key capacity by the multiple spot eavesdropping in wireless secret key agreement based on the complex channel coefficient
  • フクソ チャネル ケイスウ ニ モトズク ムセン ヒミツカギ キョウユウ ニオケル フクスウ チテン トウチョウ ニヨル ヒミツカギ ヨウリョウ ノ テイカ

この論文をさがす

説明

無線物理層セキュリティの一種として電波伝搬特性に基づく秘密鍵共有が注目されている.しかし,複数地点盗聴に対する秘密鍵容量の低下に関する検討が少ない.本論文は、複素チャネル係数に基づく秘密鍵共有において秘密鍵容量の理論式を導出した.また,複数地点盗聴に対する漏洩情報量の理論式を導出し、盗聴地点数の増加とともに漏洩情報量の増加することを示した.また、理論式の妥当性をシミュレーションにより確認した.次に,単調な伝搬環境におけるチャネル係数の空間相関係数の試算を行い,複数地点盗聴に対する漏洩情報量を算出することで,秘密鍵共有の安全性を評価した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ