高齢期発達障害者支援における関係機関の役割と地域連携の在り方に関 する調査
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抄録
高齢期の発達障害者に関する相談への対応について,発達障害者支援センター等の障害関係機関と高齢・生活困窮等の相談機関との連携体制は十分とはいえない現状がある.そこで,本研究は,地域の関係機関における高齢期発達障害者支援の役割および連携に必要な視点や在り方等について明らかにすることを目的に,障害,高齢,生活困窮等の相談機関を対象としたヒアリング調査を行い,高齢期の発達障害者支援を先駆的に行っている相談機関の実践事例を収集した.その結果,個々の機関としては自らの分野の制度や専門性を活かした対応を行いつつ,必要な機関と適宜連携を取りながら支援を行っていたが,関係機関間での相談事例の共有は十分ではない現状が明らかとなった.地域連携の在り方として,①高齢分野の支援者等への障害者支援機関の役割の周知,②分野を超えた支援の役割分担を行う調整役の必要性,③多分野多職種を対象とした発達障害に関する研修・事例の共有等について今後の充実が必要であると考えられた.
収録刊行物
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- 国立のぞみの園紀要
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国立のぞみの園紀要 15 (0), 41-53, 2022
独立行政法人 国立重度知的障害者総合施設のぞみの園
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390293356933200000
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- ISSN
- 24350494
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可