返還の思想史にむけて

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抄録

返還をもとに戻すこととして考えるなら、その「もと」という原型とは何かということが問題になる。しかし返還という運動において問われているのは、略奪がいかなる状況であり歴史なのか、そして略奪がいかなる痕跡を刻み続けてきたのかということではないだろうか。本報告では、歴史において刻まれてきた痕跡を見出し、そこに略奪とは異なる歴史性を獲得する営みとして「返還の思想史」を考えてみたい。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390293401256151424
  • DOI
    10.14890/jasca.2022.0_b04
  • ISSN
    21897964
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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