書誌事項
- タイトル別名
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- Items of interest from the Museum collection "Loka-Purusa, from Jaina sources""
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説明
人間の形をしたジャイナ教の宇宙像をローカ・プルシャと呼ぶ。考えうる限りの全世界と全時間を含み、世界の霊魂は上方世界、中央世界、下方世界の三界に住み分け、輪廻していると考える。最上位にあるのが完成者で上方世界は天上界である。下方には地獄界がある。中央には人間が住む円盤状の地上界がある。取り上げた資料はインド・ラジャスタン州かグジャラート付近で、17 世紀に制作されたものと考えられ、木綿地に顔料で描かれた掛け絵である。しかも、他に比べて大きく絵画的であり、サンスクリット語の詳細な説明書きが付されていて、きわめて貴重で、興味深い資料といえる。
収録刊行物
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- 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館年報
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東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館年報 4 63-70, 2013-06-23
東北福祉大学
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390293556144455808
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- NII論文ID
- 120005605876
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- NII書誌ID
- AA12488807
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- ISSN
- 21862699
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可