本邦における減量・代謝改善手術の現況

書誌事項

タイトル別名
  • Current status of bariatric/metabolic surgery in Japan

抄録

<p>わが国では1980年代に減量・代謝改善手術が開始され,2000年代に腹腔鏡下手術が導入された.2009年頃までは年間施行症例数は40~70例であったが,2014年に腹腔鏡下スリーブ状胃切除術が保険収載され,その後増加し2021年には890例行われた.現在の保険適応はほぼBMI 35kg/m2以上に限られており,腹腔鏡下スリーブバイパス術は保険収載されていない.しかし腹腔鏡下減量・代謝改善手術の安全性と有効性はわが国のデータでも明らかになっている.わが国ではまだまだ問題が多い腹腔鏡下減量・代謝改善手術であるが,今後さらなる発展が期待されている.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390293710918862592
  • DOI
    10.11405/nisshoshi.119.871
  • ISSN
    13497693
    04466586
  • PubMed
    36216537
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • PubMed
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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