建築・土木用連続繊維補強コンクリートの環境調和型部材設計法の可視化

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タイトル別名
  • Visualization of Environment-conscious Component Design of Continuous Fiber Reinforced Concrete for Building and Civil Engineering Use

抄録

<p>軽量・高強度・高耐久性の建築・土木用の先端複合材料である連続繊維補強コンクリートについて、合理的な部材設計と環境調和性の両立を図り、その可視化を行った。鉄筋コンクリート及び連続繊維補強コンクリートの部材設計は、主鉄筋と連続繊維補強プラスチック補強材の弾性率の比を考え、許容応力度に基づくつり合い補強筋比による断面計算によるものである。混合セメントを用いたコンクリートの総材料投入量と二酸化炭素等の発生量を求めた。鉄筋及び連続繊維プラッスチック補強材の総材料投入量と環境負荷量を組みせ、断面構成率に基づいて、鉄筋コンクリートおよび連続繊維補強コンクリートの総材料投入量と環境負荷量を求めた。補強コンクリートの総材料投入量は、コンクリートで、環境負荷量は、補強材で決まることが明らかになった。この手法は、材料及び構造工学における環境調和型材料設計として、今後の有用な方向を示すものと考えられる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390293788343076992
  • DOI
    10.11345/japannctam.66.0_221
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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