【特集】今日の薬剤性肺障害の実際 薬剤性肺障害の診断と治療

書誌事項

タイトル別名
  • Diagnosis and treatment of drug induced lung injury

説明

薬剤性肺障害患者213例の臨床像を検討したところ,年齢中央値は69歳で,性別は男性が150例(64.9%)と約2/3を占めた。原因薬剤は抗悪性腫瘍薬が129例(55.8%)と最多であり,近年薬剤性間質性肺炎の報告が増加してきている分子標的治療薬に分類される薬剤は58例(25.1%)であった。診断は除外診断であり,患者背景や各種検査所見を総合的に判断して診断する必要がある。治療は被疑薬の中止と副腎皮質ステロイドの投与である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390293865782390912
  • DOI
    10.24557/kokyurinsho.4.e00083
  • ISSN
    24333778
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

問題の指摘

ページトップへ