書評「宮崎滔天伝 龍のごとく」(上村希美雄-葦書房)

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タイトル別名
  • Book review “The biography of Toten Miyazaki; like the Dragon”
  • ショヒョウ 「 ミヤザキトウテンデン タツ ノ ゴトク 」(ウエムラキビ オス-アシ ショボウ)

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抄録

「日中革命」という途方もない夢に憑かれた男、宮崎滔天。彼は明治以来の日本が辿った「脱亜論」(福沢諭吉)とは違い「入亜論」を貫いた。日中の若き志士たちと生涯交流を深め、中国と日本の革命に尽力した。彼らのアジアへの夢は日本の敗戦後、侵略主義として封印された。望ましいアジア主義を滔天の生き方とともに問い直す。

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