Bali島南部Nusa Dua海岸の地形変化解析

  • 大中 晋
    日本工営(株)コンサルティング事業統括本部交通運輸事業本部港湾空港事業部海岸港湾部
  • 宇多 高明
    (一財)土木研究センターなぎさ総合研究所 日本大学理工学部海洋建築工学科
  • 三波 俊郎
    海岸研究室(有)
  • 市川 真吾
    日本工営(株)コンサルティング事業統括本部交通運輸事業本部港湾空港事業部海岸港湾部
  • 森 智弘
    日本工営(株)コンサルティング事業統括本部交通運輸事業本部港湾空港事業部海岸港湾部
  • 大谷 靖郎
    (一財)土木研究センター河川・海岸研究部

書誌事項

タイトル別名
  • ANALYSIS OF TOPOGRAPHIC CHANGES ON NUSA DUA BEACH LOCATED IN SOUTH PART OF BALI ISLAND

抄録

<p> インドネシアのBali島南部のNusa Besar島~Tanjung Benoa(Benoa港)間に延びる長さ約5kmのNusa Dua海岸を対象として,空中写真と深浅測量データを用いた海浜地形変化の解析を行った.当海岸の南東端にあるNusa Besar島とNusa Kecil島の背後が埋め立てられ,島の背後を通過する北向きの沿岸漂砂が阻止されたため,侵食域が徐々に北側へと波及してきている.このようなNusa Dua海岸で近年起きている地形変化の実態を明らかにした.また,Nusa Dua海岸南部ではリーフから汀線への顕著な砂の供給が認められたことから,汀線変化に漂砂の移動高を乗じることによりその定量的評価を行った.この結果,リーフからの砂供給速度は3.0m3/m/yrと推定された.</p>

収録刊行物

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参考文献 (2)*注記

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