ネットいじめ防止に関する主体的・対話的で深い学びの実践:暗転型の情報モラル教育からの転換を求めて

書誌事項

タイトル別名
  • Practice of Profound Leaning in Self-Directed and lnteractive Manner in Terms of Prevention of Internet Bullying: Conversion of Information Moral Education to Prevent it from Changing for Worse
  • ネット イジメ ボウシ ニ カンスル シュタイテキ・タイワテキ デ フカイ マナビ ノ ジッセン アンテンガタ ノ ジョウホウ モラル キョウイク カラ ノ テンカン オ モトメテ

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説明

学校における情報モラル教育は、一定の効果を上げていることも明らかになっているが、児童生徒のあいだで、無料通話アプリ等を通した「ネットいじめ」の発生が新たな課題として問題視されている。そこで本研究では、新学習指導要領のキーワードの一つである「主体的・対話的で深い学び」に留意し、情報モラル教育、とくに「ネットいじめ」に焦点をあてた題材を開発し、授業実践を行った。結果、学習者に当事者意識を涵養させるためには、自身の立場(傍観者、支援者、通報者等)を意識させ、いじめ防止に対して自身ができることを考えさせることが、指導上の留意点として大切であることが本実践を通じて明らかになった。暗転型の情報モラル教育を転換するための、ひとつの実践事例として提案したい。

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