関越道(下)における車線キープグリーンラインによる渋滞対策の効果検証

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タイトル別名
  • Effectiveness Verification of Congestion Measure by Lane Keep Green line on Inter-urban Expressway

抄録

<p>関越道(下)の片側 3 車線区間である東松山 IC~嵐山小川 IC では、車線境界線や車道外側線の内側に緑線の路面標示を施工する「車線キープグリーンライン」を、全国の都市間高速道路で初めて渋滞対策として実施した。本研究では、この車線キープグリーンラインの効果検証を目的として、交通容量分析と車線利用率分析、車線変更状況分析を行った。効果検証の結果、上流側で当初第 1 走行車線と第 2 走行車線を利用していた車両が、当該車線を利用し続けるようになり、その結果として追越車線利用率が低下することや、車線変更回数が減少することを把握した。このような交通挙動になったことで、渋滞発生時交通流率が増加した。車線キープグリーンラインは、渋滞対策効果があり、簡易的なソフト対策として機能することを明らかにした。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390294045393196544
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.42.0_269
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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