コンクリート舗装におけるワイヤロープ式防護柵の設置仕様の開発

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タイトル別名
  • Development of Installation Specifications for Wire Rope Barrier Systems on Concrete Pavement

抄録

<p>ワイヤロープ式防護柵は、支柱が細いので設置のための必要幅が少なく、既存道路への設置や狭い幅員の分離帯用として使用することが有利である。2017 年から高速道路の暫定 2 車線土工部中央にレーンディバイダーとして整備された結果、正面衝突による死亡事故抑止などの安全性が確認された。本研究では、ワイヤロープ式防護柵の設置可能区間を拡げるために、コンクリート舗装への設置仕様を開発した。端末金具に金属拡底式あと施工アンカーを使用することで、鋼管杭の端末基礎が不要になり、既設橋梁用支柱基部プレート式と、金属系、または、接着系のめねじタイプのあと施工アンカーを使用することで、スリーブが不要になる。さらに、ロープ連結材を使用することで土工部標準仕様と同程度の変形性が見込まれることが明らかになった。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390294045393201664
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.42.0_57
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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