交通公園の利用経験が児童の交通ルール認識に与える影響 ~豊橋市交通公園を対象に~
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- 松尾 幸二郎
- 豊橋技術科学大学 建築・都市システム学系
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- ヌッサカ・ニムマヴォン
- 豊橋技術科学大学 建築・都市システム学課程
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- ミタル・チャクマ
- 豊橋技術科学大学 建築・都市システム学専攻
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- 宮崎 耕輔
- 香川高等専門学校 建設環境工学科
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- 杉木 直
- 豊橋技術科学大学 建築・都市システム学系
書誌事項
- タイトル別名
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- Impact of Traffic Park Use Experience on Children's Perception of Traffic Rules: A Case Study for Toyohashi City Traffic Park
説明
<p>本研究では,交通公園の交通安全教育への寄与に関する基礎的な研究として,児童の交通公園の利用経験が交通ルール認識に与える影響について把握を行うことを目的とし,豊橋市の児童およびその保護者を対象としたアンケート調査により,豊橋市内の交通公園の利用頻度と交通ルール認識との関係の分析を行った.結果として,児童の入学前の交通公園の利用頻度が高い児童ほど,自転車乗用時に「止まれ」の場所で一時停止をする行動が高まることや,無信号横断歩道で一時停止して横断者へ道を譲るという意識および行動が高まることなど,多くの交通ルールの認識に良い影響を与えていることが示された.一方,自転車の左側通行については,入学前の交通公園の利用頻度によって意識は向上するものの,行動までには繋がっていないことも示された.</p>
収録刊行物
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- 交通工学研究発表会論文集
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交通工学研究発表会論文集 42 (0), 7-13, 2022
一般社団法人 交通工学研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390294045393206656
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- ISSN
- 27583635
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可