書誌事項
- タイトル別名
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- Horizontal flow chambers have a shorter residence time in the chamber than vertical flow chambers
- スイヘイ リュウニュウ ホウシキ チャンバー ワ スイチョク リュウニュウ ホウシキ チャンバー ヨリ モ,チャンバー ナイ ニ オケル タイリュウ ジカン ガ ミジカイ
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説明
<p>【はじめに】血液浄化装置で使用される静脈側エアートラップ(V)チャンバーは,血液浄化施行時の凝固の要因となる。今回,異なる形状のVチャンバーを用いて滞留時間を基礎実験にて評価した。【方法】コンソールはPrismaflex とACH-Σを使用した。模擬血液用原液1mLをVチャンバーに注入してから色素が消失するまでの時間を3回ずつ測定し,その平均値を比較した。また目視にてVチャンバー内での流体を評価した。【結果】Vチャンバー内での流体滞留時間はPrismaflex群が有意に短かった(Prismaflex群:17.5±0.7秒 vs ACH-Σ群:51.2±0.7秒,p<0.05)。また,流体の目視評価において,PrismaflexではVチャンバー内で旋回流として均一に流れ入るのに対し,ACH-Σでは底部のみが拍動性に不均一に流れ,液面上層部において滞留が確認できた。【結語】Vチャンバーの構造の違いがVチャンバー内での滞留に影響を与える可能性が示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本急性血液浄化学会雑誌
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日本急性血液浄化学会雑誌 13 (1), 54-58, 2022-12-01
特定非営利活動法人 日本急性血液浄化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390294276475751424
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- NII書誌ID
- AA1250004X
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- ISSN
- 2434219X
- 21851085
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- NDL書誌ID
- 032214959
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可