ドイツの幼児教育における自然体験型プロジェクト活動の取組み

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書誌事項

タイトル別名
  • Nature-Experience-Based Project in Early Childhood Education in Germany
  • A Case Study of the Forest Kindergarten
  • ―森の幼稚園を事例として―

説明

<p>本稿では,森の幼稚園を事例にして自然体験に基づくプロジェクト活動(以下,自然体験型プロジェクト)の取組みの様相を探った.その結果,以下の事項が明らかになった.第一に,プロジェクトのテーマは,自然の探究・知覚に関するもの,環境問題や就学準備関連のものなど多岐に渡っていた.第二に,プロジェクトに関わる「人」について,保育者は子どもの問いを彼らと共に探究し,知を生成する存在として,専門家はプロジェクトを社会的文脈にのせる存在として,保護者は子どもが生活を省察することに寄与し,それを支援する存在としてプロジェクトに携わっていた.第三に,プロジェクトの「場」について,その目的や機能ごとに明確に区分されるわけではないものの,子どもが自然の事物・事象と関わることを通じて問いを見出すための場として森があり,個々人の体験をグループ全体で,さらに保護者とも共有するための場として園舎が活用されていた.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390294276476032768
  • DOI
    10.14935/jsser.37.2_59
  • ISSN
    18824684
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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