課外活動の積極的な内部化

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タイトル別名
  • 学修成果と安全性を見失わない教育

抄録

<p>産業界からの要請や経済効率を優先した諸施策により経済産業省を中心に部活動の拙速な産業化が盛んになっている。また働き方改革の強調から部活動指導を労働的観点から捉える動きが厚生労働省のみならず政策的に加速している。そして文教政策の観点からも「教師のバトン」のいわゆる「炎上騒動」を筆頭に、そうした動きと連動する形をとって文部科学省も拙速な部活動の外部化を進めている。こうした一連の動きからは、「生産性」や「競技力の向上」や「地域経済の活性化」や「教員の負担軽減」と言った声は多数聞かれるが、肝心の学生・生徒・児童の学修成果の向上や安全性の担保に関する発言は、上記と比較すると大きいとは言えないのではなかろうか。今回の研究では会員諸氏とそうした点を広く取り上げていきたいと考えている。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390294507109855744
  • DOI
    10.20693/jspehssconf.72.0_396
  • ISSN
    24367257
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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